解決!猫さんのトイレ事情。
●お客さまの許可を得て掲載しております●
今日はこちらの真っ白キラキラ王子、マシュくんのママさんからのご相談。
おトイレの粗相を解決していった、そんなお話です。
寝室のベッドで粗相をするようになってしまった!
マシュくんのママさんからご連絡をいただいたのは春先でしたが、お粗相が始まったのは真冬でした。
まず、トイレのお粗相の場合に最初にお伝えするのは膀胱炎などの病気が潜んでいないかどうか、です。
それから改善策をお伝えしていきます。
マシュくんの場合、何度もお世話にお伺いしているお家でしたので、実際のおトイレの環境やお水の置き場所などもアドバイスさせていただきました。
今回はベッドに粗相をするとのことでしたのでペットシーツの導入も試してもらいました。
そして、お留守番のときは念のため、ベッドにはブルーシートなどを設置してもらうように。
(マットレスに染み込んでしまうと大惨事になってしまうので!)
膀胱炎が発覚!
ご相談のあと、病院に行ってくれたマシュくんママさん。
病院で「膀胱炎です」と言われたとのこと。
膀胱炎はお粗相の要因のひとつであることは間違いないですが、すべてではないかもしれませんので注意深く観察が必要です。
その後はペットシーツが気に入って、シーツのおトイレを使っていたマシュくんです。
先日お世話に伺ったときも、ベッドにはブルーシートが敷かれ、しっかり防御対策。
普段はペットシーツにおトイレをしたら、すぐに交換して…とやっているとのことでしたが、お留守番のときはそうもいきません。
猫さん用のトイレでなくとも、なんでもいいので、ペットシーツのトイレ(っぽいもの)を増設してもらうようにお願いしました。
幸い、使ってないおトイレがひとつあるとのことで、出していっていただきました。
このお世話のときは、シーツのトイレが2つ、以前使っていた大き目なチップのおトイレがひとつの合計3つです。
お世話が最終日をむかえ、最後にママさんに、わたしが感じたことをお伝えしました。
マシュくん、うんちもチップのトイレではなくシーツの上でしていたので、大きなチップのお砂が苦手なのではないか、ということです。
若いときは気にならなくてもシニアになってくると、踏ん張りにくいとか、シーツに馴れてしまったこともあって肉球が痛いとか、いろいろな可能性が考えられるので、鉱物系のお砂へのチェンジをご提案させていただきました。
どうしてわかったんですか?
ご提案をさせていただいたあと、すぐに鉱物系のお砂に変更してくださったマシュくんママさん。
「びっくりしたことに新品で置いてあっただけなのに、すぐに使っていました。とても気に入ったようで、シーツでは全然しなくなりました。谷沢さんどうしてマシュが砂だとするようになるかもって分かったのです?」
という嬉しいご連絡をいただきました。
どうしてわかったのか、それはもう知識と経験なのだと思います。
(マシュくんママさんには、細かく理由もお伝えしてますのでご安心ください)
今まで使っていたものがある日ダメになるなんて想像できませんでした。
ヒトと同じで、好みや習慣も、年齢や環境によって変化があるものです。
そのとき、そのとき、いろいろなカタチで猫さんはサインを送ってくれています。
そのサインをキャッチして、楽しい猫生を過ごしてもらいたいですね!
猫さんが発する小さなサインを可能な限りご家族にお伝えするのも、猫さんを専門としているキャットシッターである、わたしの務めだと思っています。
マシュくんが、このままお砂のトイレを快適に使用してくれますように。
シッティングの際に気づいたこと、気になったことなどは、お伝えさせていただいています。
(こちらからお伝えしていることについては、相談料などはいただいておりません)
すぐにシッティングの依頼はしないけど相談だけ聞いて欲しい、遠方だからシッティングは頼めないけど気になることがある…などあるようでしたら、有料の【にゃんでも相談室】をご利用くださいませ。
お金を払ってまで聞くことかなぁ?と思われることもあるかもしれません。
それだけの価値のある回答を、しっかりご納得いただけるまで対応いたします。
お気軽にご相談くださいね。