わたしの想い。

こんにちは、少し春が近づいてきてうれしいですね。
さて今日は、わたしが、にゃんでも相談室をなぜやっているのかと、今後の新たな試みについての長いお話です。

(お写真協力:マシュくん)

わたしが、セミナーや勉強会のようなカタチではなく、個人からご相談を受けているのには、こだわりがあります
どのご家庭でも、それぞれ環境が違います。
それは、住環境であったり、猫さんにかけられる金銭的な問題もあったり。
同時に、猫さんの年齢、気質、体質、ひとりっコなのか、同居お尻尾族がいるのかなど、同じ境遇というものがひとつもないから、本当にそのご家庭、そのコに合わせた解決策を考えたりするには、どうしてもじっくりとお話を伺って、あーだこーだ試してみなくてはいけなかったりします。

(お写真協力:きゃらちゃん)

このご時世、インターネット検索をすれば、たいがいの情報は載っています。
それに、とってもわかりやすくまとまった本なども、たくさんあります。
検索して無料で得られる情報で充分だと思われるのであれば、それも、ひとつのカタチです。
わたしのこだわりは、自分の目で見て、耳で聞いて、今まで培ってきた経験と知識の全てをもって、猫さんとご家族が楽しく心穏やかに過ごせることを目指すものです。
何が正解かを提示するのではなく、ご家族と一緒に猫さんのことを考えていくのが、キャットシッターりあんのにゃんでも相談室です。(そもそも正解って何?って話ですが)

(お写真協力:たまごちゃん)

わたしは、猫さんについて、さまざまなことを學んできました。
現在も學びの歩みはとめず、常に更新し、ひとつの分野にたいして、2ヵ所以上で學ぶようにして、情報の取捨選択をするように心がけています。
2月には帝京科学大学のオープンセミナーで動物福祉についてを、改めて學びました。
動物の福祉について、産業動物や実験動物などの問題だと思っている方も多くいるかもしれません。
でも実は、室内だけで暮らしてもらっている猫さんにも大いに当てはまることなのです。
その話は長くなるので、またいつか書きますね。笑

(お写真協力:ナナちゃん)

以前から考えていたことですが、なかなかどうカタチにして良いか悩んでいたことがあります。
それは、猫さんの介護のお手伝いについてです。
3月9日に墨田区にある実家猫の16歳のナナちゃんが旅立ちました。
闘病の月日はそこまで長くはありませんが、当然毎日のケアが必要でした。
介護のサポートに行きながら、猫さんと暮らすご家族で、介護について不安に思ったり、困ったことがあったりする人も多くいるのではないか、やっぱり自分の知識と経験をなんとか還元したい、とそう思ったんです。
ナナちゃんからも、わたしの愛猫で2016年に旅立ったりあんくんからも、たくさんの學びを得ました。
実際に介護した経験は、どんな教科書よりも身に付きました
わたしは獣医師でも動物看護師でもないので、出来ることには限りがあります。
でも、その中でもできることを、近いうちにサービスのひとつとして開始します!
詳細はしばらくお待ちくださいね。
(すぐ知りたいんですけど!という方はお気軽にご連絡ください)

(写真:ナナちゃんの毛を使ったピンや分骨チャーム)

旅立ったあとも、思い出を残すお手伝いができる。
元気なときも、介護が必要になったときも、旅立ったあとも、そのコとご家族と共に歩んでいけたらと思っています。
これからも、キャットシッターりあん、たにざわを、どうぞよろしくお願いいたします!